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『ピルについて』

今日は私が4年程服用していた

低容量ピルについての投稿です。


以前の投稿でも少し触れていますが

4年程ピルを服用していました。

ピルは『避妊目的で使うもの』という

イメージが強いのではないかと思います。


避妊目的としても使用されますが

私の服用目的は


・PMSの改善

・月経痛の改善

・肌荒れの改善

・経血量の軽減目的

でした。


それ以外にも

・子宮体ガンの発症リスクを軽減

・避妊目的

・月経周期の安定

・PMDD(月経前不快気分障害)の改善

・更年期障害の改善


などに効果があるとされており

保険が適用されるもの、されないもの

ピルの種類も沢山あり、服用の仕方も様々で

目的に合わせた使用ができるようになっています。


低容量ピルを服用すると


ホルモンバランスが安定するので

ホルモンバランスが原因での肌荒れは改善し

月経が始まる日がピンポイントで分かるので

スケジュール管理がしやすくなりました。


経血量の軽減とある程度の

PMSや月経痛の緩和も感じられました。


低容量ピルの仕組み

通常は脳から卵巣へホルモンが放出され

ホルモンの刺激により卵子が発育しますが、

ピルにはエストロゲンとプロゲステロンの

両方が低用量含まれており、脳は

『体内にホルモンが既にでているから

 ホルモン放出の指令をする必要はない』

と捉えます。


卵巣に指令することをやめてしまうので

卵胞刺激ホルモンは放出されません。


卵子が発育しない⇨排卵も起こらない。

結果、子宮内膜も厚くならず経血量が減ります。


それに伴い、子宮内膜から分泌される

強い子宮収縮を促すとされる

「プロスタグランジン」の産生も抑制されるので月経痛の軽減につながります。


痛みがゼロになることはなかったですが

元々が酷かった私からすると痛みは

ある程度軽減しており

その他の不快な症状も緩和されたので

使用するメリットはありました。


しかし、身体の自然な仕組みを

薬でコントロールするわけですから

デメリットもあります。


副作用です。


これは人にもよりますが

浮腫、吐き気、だるさ、眠気、乳房痛、体重増加

などと説明書には記載があり

医師からも同じように説明されます。


2.3ヶ月するとおさまる場合がほとんど

とされています。


使用するピルが合う合わない

使用するピルの種類によっても違い

合わない場合は一つ一つ

試していく必要があります。


静脈血栓症発症のリスクもあり

副作用が強い場合は

医師の判断により使用できないことも。


私にも軽い副作用がありましたが

2ヶ月程で症状は無くなり

継続して使用できることになりました。


しかし、閉経までの間ピルに頼り続けるのか

と考えると

そうしたい、その方が楽、とはならず。

ただ薬で症状を抑えてるしているに過ぎないな

と思っていたので、

ピルに頼りながらではありますが

体質改善をスタートさせました。


使用から約3年後、

一旦ピルを中止して身体の観察もしましたが、

わたしの思う完全な改善には至っておらず、

継続して使用することを選択。

※あくまで不調の軽減目的で

継続しつづけても不調が改善するわけではない。


使用を中止するまでの約4年間

特に問題はなかったのですが、、、


ついに休薬期間中の

消退出血がなくなってしまいました。

想定外の出来事でした。


休薬期間中に出血がないことは

人によって、またはピルの種類によっては

不自然なことではないですが

私の場合は4年間そのような症状が

初めてだったので、医師からの指示もあり

これをきっかけにピルの使用は中止しました。


中止後から2ヶ月、

月経をおこす薬(正確にはこれもピル)を

服用してやっと月経が来ました。


子宮内膜もかなり薄くなっていたので

薬で厚くして月経をおこさせたのです。


ピル使用中止後1ヶ月のホルモン検査の結果

※月経が来ない為、月経を起こす薬が

必要かどうかを調べるためにこのタイミングで行っています。

本来は月経中に行えば正確な数値が分かる。


年齢別の平均と比べた場合

この時の私のホルモン値はかなり低かったです。

これは仮説ですが

私の場合、ピルの長期服用に身体が順応し

ホルモン値が低い状態が続いており

子宮内膜も厚くならず

月経も来なくなってしまったのでは

ないかと考えています。


使用開始から中止に至るまでを

自分の身体で体験して感じたのは


使わなければならない人はもちろん居ますし、

私のようにピルのメリットに

助けられている人は沢山いるだろうし

メリットが大きいのであれば

もちろん使うべきだと思います。


しかし、使用するにあたって


長期の服用をしていても大丈夫だから

この先もずっと安全に服用できると

思い込まないこと


ピルだけに限らないですが

薬を飲んで症状を抑えればいい

薬に頼りきりになったり

体質だから仕方がないではなく

改善策がないか考えてみたり、

自分の身体と向き合って

自分の身体を知るということ


も必要だと感じました☺️


私の体験談が少しでも

参考になれば良いなと思います☺️


最後まで読んでいただきありがとうございます。













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