第一章で炭酸の力をご紹介しました
ではその炭酸の力を利用した商品であるディレモーションを運動、さらにはパーソナルトレーニングに利用する時に期待できることやメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
今回は「炭酸とパーソナルトレーニング」をテーマにすすめていきます。
◆炭酸の研究でわかっていることと利用価値
・毛細血管が増える
利用価値:冷え性・筋痙攣(就寝中のこむら返りなども)
・TypeⅡa繊維が増える
利用価値:運動初心者・リハビリ・速筋が委縮している高齢者
・ミトコンドリアが増える
利用価値:エネルギー産生・脂肪、糖の代謝・アポトーシスの誘導
参考文献
大江 啓介, 酒井 良忠, 上羽 岳志, 新倉 隆宏, 三輪 雅彦, 黒坂 昌弘.炭酸ガス経皮吸収がラットの運動パフォーマンスと筋肉に及ぼす影響について.J-STAGE.2013,50巻,3号,p.195-201
◆炭酸ガスで医療効果を発揮するための条件
◆ディレモーションをパーソナルトレーニングで使うメリット
◆使用上のポイント
皮膚温25度以上で乾燥していない肌に塗る
→からだが冷えているときは血管も収縮していて思うように炭酸が発生しない
→肌の水分と反応させるので乾燥していると、思うような効果を得ることができない
※運動後やお風呂あがりなどに塗ると非常に効果的
◆パーソナルトレーニングへの導入例
①ケア・リカバリー編
アップエクササイズの後に塗る
→体が温まっていることと乾燥していないことが大事なので汗をふき取ってから塗る
ダウンエクササイズの後に塗る
→ストレッチで除去できる疲労物質をとった上で除去しきれないものをディレモーションで対処
②運動パフォーマンス編
主働筋・協働筋への利用
→筋出力の安定:体調と実際のパフォーマンスのギャップが減る
安定筋への利用
→重心や適正アライメントの維持:足部を活性化することで重心の確保に繋がる。体幹の筋を活性化することで適正アライメントの維持に繋がる。
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