誰もが健康で生活したいと願うものですが、その健康について考えたことありますか?
そもそも健康って何?
そんな健康を手に入れるために運動は必須です。
これも当然のことですが、ただ運動すればいいの?

今回は健康と運動を考える上でヒントになるキーワードをいくつか紹介していきます。
キーワード1:体力
体力のない人よりも時間を様々な行動に利用できる体力のある人は「健康」ですよね。
その体力とはスタミナや筋力などのような特定のものを指す言葉ではありません。

「風邪を引いたことありませんが、太っています」
「筋肉隆々のたくましい体なのに、柔軟性はとても低い」
「フルマラソンを完走できるのに、慢性的に膝や腰を痛めている」
このように体力の一要素だけ高くても意味はなく、すべてがバランスよく備わっている状態を「体力」があると考えます。
ボトルネックを無くすことを心掛けることが重要で、そこでヒントになるのがリービッヒの最小律です。
キーワード2:人生100年時代
センテナリアン(centenarian)という言葉をご存じですか?
1世紀以上を生き抜いた人に対して用いる言葉です。
日本では百寿といいますが、その100歳以上の人口が爆発的に増加しています。
2050年までの経済社会の構造変化と政策課題について 平成30年9月 経済産業省

昭和38年には全国で153人、平成10年に1万人を超えた百寿者は、2049年に50万人を超える見込みです。
2049年に百寿を迎える人は現在75歳あたりの団塊の世代と呼ばれる層です。
一方、総人口は2004年の12,784万人をピークに、2050年には1億人を下回る見込みです。
単純な寿命の延長ではなく健康寿命を延ばすことが医療費削減に繋がります。
そのために運動は切り離すことができない要素です。
キーワード3:健康寿命
生物は必ず死を迎えます。
その死を迎えるまでの間、どれだけ健康な状態で生活できるかはとても大事なこと。

病院で死ぬ人と自宅で死ぬ人の割合が1977年を境に逆転し、今では病院で死ぬのが当たり前になっています。
もちろん死因など考慮すべきことはありますが、昨夜寝るまで普通だったのに朝起きてこなくてそのまま死んでいたという状況は少なくなっています。
スパゲッティ症候群ではなく、ピンピンコロリを実現するためにも「健康」である必要があります。
キーワード4:運動
運動しないこと。それは緩慢なる自殺。
世の中が便利になればなるほど、体力低下が顕著になります。
これに対抗する唯一の方法が「運動」です。
その運動は、頑張れば頑張るほど効果を得ることができるわけではありません。
忘れてはいけないこと、それはルーの法則。
身体(筋肉)の機能は適度に使うと発達し、使わなければ萎縮(退化)し、過度に使えば障害を起こす
とても当たり前のことだと頭で理解していても、実際にはついついやりすぎてしまいますよね。
そしてもう一つ忘れてはいけないこと、それが過負荷(オーバーロード)の原理。
体は与えられた負荷に適応して変化します。
ということは、日常生活以上の負荷をかけなければ変化を期待できないということ。
これは毎回の運動で限界を突破しないといけないという意味ではありません。
オーバーロードさせることができればいいのであって、オーバーワークさせてはルーの法則通りに障害を起こします。
パーソナルトレーニングを受講するメリットは、適切な運動を行うためといってもいいでしょう。
運動は頑張れば頑張るだけ良いわけではありません。
健康のためだと思って運動しているのに、その運動でケガをしていては本末転倒。
健康ではない人から運動をすすめられるより「運動で健康を手に入れることができる」と証明している人からすすめられた方が説得力ありますよね。
運動の種類はたくさんあります。
その実施法も無数にあります。
その中から皆さんにあった適切な運動を処方するのが我々パーソナルトレーナーです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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